【必見】大学受験で偏差値を爆上げする参考書と問題集の使い方

現役塾講師Snoopy
こんにちは。現役塾講師のSnoopyです。(^^)/今回のテーマは参考書と問題集の使い方について。参考書と問題集の使い方がよく分からないという大学受験生にとって偏差値爆上げ必須の使い方のお話。是非、じっくり読んでみて欲しいです。(^^)/

 

大学受験の勉強で参考書や問題集に取り組んでいるけれど、使い方がよく分からない。

良いと言われてる参考書や問題集に取り組んでも全く点数・偏差値が上がらない

今自分のやっている参考書や問題集使い方が効率的なのか・正しいのか不安。

参考書や問題集にはどれくらい書き込みをして良いのだろう??ノートにやった方が良いのだろうか??

学校とは関係のない市販の参考書や問題集でやる勉強法って大丈夫かな?

 

等々、参考書や問題集の使い方に関して不安や疑問を抱いてる受験生にぴったりの内容になっています。

目次のお好きなところからお読みください。(^^)/

なお、偏差値を上げる関連の話として「偏差値を上げるマインド」の記事も一緒にご覧ください。↓

 

目次

大学受験における参考書と問題集の間違った使い方

大学受験における参考書と問題集の間違った使い方

まずは大学受験での参考書・問題集の間違った使い方についてお話していきましょう。

※ここで言う参考書・問題集には高校指定のもの、本屋さんで売っている市販のもの、どちらも含みます。

 

参考書と問題集を大学受験の勉強で使っているという人は多いでしょう。

しかしながら間違った使い方をしている受験生が非常に多い。。。( ゚Д゚)

いくら参考書や問題集が良くても間違った使い方をしていては、その威力が発揮されません。(;^_^A

 

ただなかなか使い方と言っても難しいんですよね。

なんせ、参考書や問題集の使い方なんて誰も教えてくれない

学校の先生も塾の先生も、「この参考書が分かりやすいよ」とか、「あの問題集が良いよ」というのは教えてくれるんですけどね。(;^_^A

細かくどんな使い方をするのが効率的かまで教えてくれる人って少なかったりします。

 

だから同じ参考書や問題集を使っている人でも結果に差が出てくるわけです。

まずはあなたの使い方を再確認していきましょう。

 

 

参考書の間違った使い方

参考書というのは、教科書に近い役割のものです。

「学校の教科書よりも分かりやすく説明しますよ」というのが参考書の売り。

書店で売られている参考書は確かに分かりやすいものが本当に多いんです。( ゚Д゚)

 

なぜか?

大学受験の参考書はそのほとんどが大手予備校の講師が書いているからです。

テレビでよく見かける林修先生もそうですね。

 

Snoopyも高校生・受験生のときは参考書の分かりやすさに衝撃を覚えて以来、参考書マニアと化しました。(笑)

自分の机の本棚が参考書で埋め尽くされるほど。

分かりやすいがゆえに、参考書って読んでいると楽しいんですよね。(^^)/

勉強が苦痛でない!

そんな感覚になってきます。

だから、どんどん読める。

 

これは絶対に点数が上がる気がする!

分かることってこんなに気持ち良いことなんだ!

その気持ちよさを求めて、さらに新しい参考書を購入してひたすら読む

そんなサイクルを繰り返していました。

 

結果、模試の偏差値はどうなったと思いますか?

まったく変化なしです。(;^_^A

 

 

そう、まさしく今お話したのが参考書の間違った使い方。

参考書はあくまで分からないことを理解するための補助ツールみたいなものなんです。

だから、参考書がメインの勉強はNG。(^_-)-☆

しかし、その分かりやす過ぎる説明に魅了されて、いつの間にか参考書の虜になってしまい、参考書に縛られてしまう。。。

参考書の黒魔術の罠にハマるとでも言えるでしょうか。(笑)

 

 

問題集の間違った使い方

問題集というのは、その名の通り問題を解く練習のためのものです。

点数の取れない・偏差値の上がらない受験生に最も多く見られる問題集の間違った使い方をご紹介しましょう。

 

話をシンプルにするために、高校の数学の定期テストを例に挙げてみます。

定期テストの数学の勉強って、学校指定の問題集を使ってしますよね。

 

どんな使い方をしていますか?

それでだいたいあなたの問題集の使い方が間違っているかどうかが分かります。

 

例えば、よくあるパターン①。

「先生!!こないだの数学の定期テスト、問題集の指定された範囲をしっかり全部一度は解いて、理解までしたのに欠点だったよ!!」

これは一度だけ解いて、解答を見て理解したからOKという間違った使い方。

 

よくあるパターン②。

「先生!!こないだの数学の定期テスト、問題集の指定された範囲を2周もしたのに、そんなに点数が取れなかったよ!!」

これは解いた回数が〇〇回以上だったらOKという間違った使い方。

 

おおむね、問題集の間違った使い方をしている人は上の2パターンのどちらでしょう。

参考書であれ、問題集であれ、間違った使い方をしている人の特徴は「たくさん勉強をしているはずなのに点数が取れない!・偏差値が上がらない!」といった感覚のある人です。

 

 

大学受験で偏差値爆上げするための参考書と問題集の使い方

大学受験で偏差値爆上げするための参考書と問題集の使い方

大学受験における参考書と問題集の間違った使い方が分かったところで、本題です。

偏差値を爆上げするための使い方をお話していきます。

 

まず大前提として言っておきたいこと。

参考書だけで偏差値が上がることはあり得ない

参考書に頼らなくとも偏差値を上げることは可能

問題集がなければ偏差値を上げることは不可能

つまり、大学受験における重要度は、参考書<<<<<<<<問題集です。

 

よって、参考書も問題集を活かすための使い方がベストなんです。

はい、ではそのことを念頭にお話を進めていきます。

 

参考書と問題集にあてる時間の割合は、参考書:問題集=2:8くらいで良いです。

それくらい問題集をベースにした勉強でないと偏差値は上がらないと思ってください。

参考書を使うタイミングは、問題集の問題を解いていく過程で「この単元は理解が浅いな」と思ったときだけです。

 

肝心なのは、問題集の使い方。

一番ダメな使い方は「解く→分からない→解答を見る→理解する。これを繰り返して最後まで終えて一冊やり切った~!」と言って次の問題集をまた購入するという使い方。(;^_^A

次にダメな使い方が、「2周したからもうマスターしたとか、3周したからもうマスターした」と言って、解いた回数を重視した使い方です。( ゚Д゚)

大学受験の勉強においては、何回解いたからOKという基準はありません。

 

理解したからもうできる。→これもダメ。

2周も解いたからもうできる。→これもダメ。

3周も解いたからもうできる。→これもダメ。

 

解けるようになったかどうかの判定の基準はいたってシンプル。

あなたも覚えてください。

何のヒントも見ずに完璧に解ききれるかどうか

これだけです。

 

当たり前のことなんですけど、意外とみんなできていない。。。(;^_^A

例えば、具体的に数学の問題集を例にさらに細かい使い方をご説明していきましょう。

 

【偏差値爆上げ必須】数学の問題集の使い方

さて、さきほどの何のヒントも見ずに完璧に解ききれるかどうかという基準は、特に数学の問題集をやる際に、重要になってきます。

なぜ何のヒントも見ずに完璧に解ききれるかどうかが大事なのか分かりますか?

 

模試やテストでは、ヒントなんてものはありません。

なににも頼ることはできないのです。

頼れるのは自分の頭だけ。

当たり前の話です。(笑)

だからこそ、何のヒントにも頼らずに最後まで完璧に解ききれるかどうかが重要。

そんなこと分かってるよ!!と思いますか?

例えばSnoopyが自塾の生徒に同じような説明としたとしても、「いやそれは分かってます」と言う子が多いんですよね。

でも、その子の行動をよく見ていると、問題集で解けなかった問題があったとしても、解答を理解したら自分でもう一度解いてみることなく終了している子が非常に多い。。。(;^_^A

それでは分かっていないのです!!

 

理解した後で実際にもう一度解いてみれば分かります。

必ず自分が思ってもいないところでミスをしたり、理解したことと違う不具合が生じたりするのです。( ゚Д゚)

だから何のヒントも見ずに完璧に解ききれるかどうか?という基準でやる必要があるって話。

 

あなたは実際に数学の問題集をやるとき、「何のヒントも見ずに完璧に解ききれるかどうか?」という基準で果たして取り組めているでしょうか?

 

分からなくて、答えを見て理解できたから、もう大丈夫とか。。。

解き直しをしたから大丈夫とか。。。

計算しきったわけじゃないけど、理解したからもう解けるとか。。。

3周もしたからもう解けるに決まっているとか。。。

そんな感覚ではないですか?

 

その感覚はもう捨てましょう。

何のヒントも見ずに完璧に解ききれたかどうか?この事実だけを頼りにしましょう。

この基準に通った問題だけが、模試や入試で戦える基準の問題となります。

 

例えば数学の問題集の理想の使い方の例をご紹介しましょう。

数学の問題集の理想的な使い方の例

まず最初にAボックス、Bボックス、Cボックスという3つのボックスを用意する。(表のような感じで良いです)

①解く

→ ヒントを見ずに完璧に解ききれた場合・・・その問題番号をAボックスに入れる

→ 解けなかったが、解答を見て理解した場合・・・その問題番号をBボックスに入れる

→ 解けなかったし、解答を見ても意味が分からなかった場合・・・その問題番号をCボックスに入れる

②Cボックスに入った問題は参考書を見る、もしくは学校の先生・塾予備校の先生に聞く

③理解ができたらBボックスに入れる

④Bボックスに入っている問題をもう一度解き直す

⑤完璧に解ききれた問題だけをAボックスに移す

⑥全てがAボックスに入るまで①~⑤を繰り返す

※定期的にAボックスの問題も解いてみて、完璧に解ききれなかったものはまたBボックスに移した方が良いですね。

 

上記の方法は、学校の定期テストだろうが、模試の勉強だろうが使える方法です。

是非、あなたもお試しください。(^^)/

 

 

参考書と問題集の書き込みやノートの使い方について

参考書と問題集の書き込みやノートの使い方について

さて、参考書と問題集の書き込みやノートの使い方についてもお話しておきましょう。

「参考書や問題集への書き込みはどのくらいしても良いの?」

「逆にあまり書き込みはしない方が良いの?」

「ノートはどうやって使うのが良い?」

等々、書き込みやノートの使い方に関してはSnoopyもよく塾生に聞かれる質問です。

 

書き込みは参考書だけの方が良い?問題集はダメ?

まず書き込みをするとしたら、参考書にした方が良いです。

先にも言いましたが、参考書は教科書的な位置づけでしかありません。

ただ、教科書だと分かりにくいので参考書を見るということ。

そこにさらに書き込みを大量にしていくことで、自分オリジナルの辞書的なものを作り上げるイメージです。

 

例えば自分が使いたい参考書をまず一冊決める。

その参考書に全ての情報を書き込みで詰め込んでいくような感じ。

  • 学校の先生に聞いたことで追加したい情報を書き込み
  • 塾や予備校の先生に聞いたことで追加したい情報を書き込み
  • 問題集を解いていて発見した情報を書き込み

等々、日ごろの勉強で発見したことを一冊の参考書にどんどん書き込みで情報を追加していくわけです。

 

特に社会なんかが分かりやすいですね。

Snoopyの塾の卒塾生の中で、日本史の資料集を自分の参考書としている子がいました。

彼女は、その一冊の資料集に全ての情報を書き込みで追加していましたね。

一冊に情報を集めることで脳内整理がしやすいんです。

ちなみに彼女は日本史の偏差値は最終的に70くらいになりましたよ。(笑)

 

問題集は何度もノーヒントでやるために、まっさらな状態に保っておくのがベスト

なので、問題集に直接書き込みはしない方が良いです。

その代わり模範解答の部分に書き込みをしていくのは全然アリ

例えば、数学であれば模範解答の部分に先生から聞いたアプローチのヒントを書き込みしたりとか、自分では思い付かなかった先生に教えてもらった別解を書き込みしたりとかですね。

数学や物理などの理系科目の場合は、参考書に書き込みをするよりも、自分が使っている問題集の模範解答部分に書き込みをしていくのが良いでしょう。

一番理想的なのは、模範解答に自分なりの書き込みが大量に加えてある、オリジナルの模範解答集みたいなものを作ることです。(^^)/

 

まとめると、以下のようになります。

文系科目:決めた一冊の参考書に情報を書き込みしまくって、オリジナルの辞書的なものを作るイメージ。

理系科目:参考書よりも、問題集の模範解答の中に書き込みをしまくってオリジナルの模範解答集を作るイメージ。

 

 

数学の記述対策に白紙のノートが効果抜群!

次はノートの使い方に関して。

Snoopyが浪人生だったときに考案したオリジナルの画期的な使い方をご紹介します。

思い付いたきっかけは、模試の問題を解いていたとき。

数学の記述模試って、解答欄が白紙の大きなスペースに自由に書けってことが多いですよね。

いつもあの白紙の解答用紙に解答をうまく整理して書くのが大変だったんです。(;^_^A

そこで、普段から白紙の紙に解答を書く訓練をしていれば良いんじゃないか?と思いました。(笑)

 

急いで本屋さんに直行。

白紙のノートを探しました。

しかし、白紙のノートって意外と売ってない。。。(笑)

どうしようと思って家に帰ると、100均で売っているらくがき帳?なるものを発見。

以降、Snoopyはいつも数学の問題を解くときは100均の真っ白ならくがき帳を使って解答を書いていました。(笑)

 

これが大当たり。

常に模試で問題を解くときと同じ状況で練習することになるので、見やすい解答を配置することが上手になりました。

予備校の先生にそれを言ったところ、「それは良い方法だよ、白紙のノートに書いていると、空間認識能力が向上して、どこにどう配置すれば見やすくなるかっていうデザイン能力も高まるのだよ」と言われた記憶があります。(笑)

 

慣れてくると、数学以外の科目でも100均のらくがき帳を使うようになっていました。

他の科目に関してはそこまで模試で役立つってわけじゃないんですけどね。(;^_^A

ただ、単純に英語を書くだけでも行の線がないので、勝手に真っすぐ書けるようになります。

物理であれば、白紙の解答用紙に図示するようなときもありますからね。

数学同様、白紙ノートで普段からやるのは役立ちますよ。(^^)/

 

是非あなたもやってみてください。(^^)/

 

 

学校の参考書や問題集ってどうなの?使い方は?

学校の参考書や問題集ってどうなの?使い方は?

さて、最後に学校で使っている学校指定の参考書や問題集についてもお話しておきます。

学校指定の参考書や問題集は分かりにくい・使いにくいといった声が昔は多かったのは事実です。

実際にSnoopyも学校で使っているものを無視して、他のものを使ったりしていました。(笑)

 

しかし、塾講師となって多くの高校生を見てきた結果分かったことがあります。

現役の高校生は、学校での生活を活かした勉強が最も効率的かつ結果も出しやすいということ。

考えてみれば当たり前の話です。

現役の高校生は浪人生と違って、毎日の時間の大半を学校で過ごしています。

そんな状況下、学校で扱っているものを無視してやるのは不効率に他なりません。(;^_^A

もし本当に学校でやっているものに意味がないと言うのなら、高校を辞めて大検(高卒認定)を取って大学受験した方が効率的って話。( ゚Д゚)

 

受験勉強ってのは、ホントにあれもこれも参考書や問題集に手を出さない方が良いのです。(;^_^A

しかも昔と違って、今の時代の高校がチョイスしている参考書や問題集は良いものが普通に多い。

ですから、もしあなたが現役の高校生ということでしたら、学校の教材で気に入っているものはそのまま最後まで使い切った方が確実に良いです。

 

使い方は、この記事の序盤でご紹介した通り、学校の教材でも市販のものでも基本は同じなので大丈夫。(^^)/

ホントに心から分かりにくい参考書、もしくは自分のレベルには合っていない問題集と思った場合のみ、新しく市販のものを購入することです。

なんでもかんでも学校と関係のないものを新しく購入してしまうと、情報が分散して不効率になります。

特に学校の日々の課題で使ってきた問題集や参考書なんかはそのまま継続して最後まで使った方が良いでしょうね。(^^)/

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