浪人の失敗と成功を分けるポイントは究極的にはたったの1つしかありません。( ゚Д゚)
目を疑いたくなるような浪人の成功率と失敗率の話。
なぜ失敗を繰り返すのか?
失敗する人の特徴とその原因と成功する人の特徴とその秘訣は表裏一体の関係です。
具体的な成功例(成功談)を交えてお話していきます。(^^)/
最後にはもし浪人に失敗した場合の末路についても語っています。
※当ブログでは、予備校や塾を利用せずとも大学受験に挑戦できるネット塾をご紹介しています。興味のある方は下記記事もご覧ください。↓(^^)/
目次
浪人の成功率20%と失敗率80%ってホント?!
まずは浪人したときの成功率と失敗率の話をしていきましょう。
ズバリ。。。
成功率20%。
失敗率80%。
と言われています。(;^_^A
ちなみに成功の定義は、高3の現役当時よりも偏差値を上げて大学に合格したということ。
失敗の定義は、高3の現役当時と同じ偏差値もしくは偏差値が下がったということ。
この数値はSnoopyが浪人したときに通っていた某大手予備校の講師に言われた数値です。
ですので、大手の予備校に通った場合の数値ということになります。
実際には予備校に通わずに浪人する人もいるので、もっと厳しい数値になるでしょう。( ゚Д゚)
Snoopyの塾の卒塾生でも浪人を選択する子が毎年一定数はいます。
大手の予備校に通う子もいれば、宅浪(予備校や塾に通わずに浪人をする)を選択する子もいますね。
Snoopyの塾講師目線による浪人したときの成功率と失敗率の体感数値は。。。
成功率10%。
失敗率90%。
です。(;^_^A
10人に1人くらいしか高3時点の偏差値よりも上げて大学に合格したという子はいません。
それ以外の9人は偏差値が下がるということは真面目にやってさえすればありませんが、高3時点とほとんど変わらなかったという結果に終わっています。
つまり、俗に言われている浪人したときの成功率20%失敗率80%というのは。。。
おおむね正しいという体感があります。( ゚Д゚)
むしろ、現実の数値はそれよりもさらに厳しい数値であるということ。。。
浪人して失敗する人の特徴と原因はたったの1つ
浪人して失敗する人の特徴と原因をシンプルにご説明していきます。
失敗する特徴と原因をいろいろと羅列しても逆に分かりにくくなると思うので、一言でまとめます。
浪人して失敗する人の特徴と原因を一言で言うと。。。
落ちた(失敗した)ときと同じ勉強をしている人です。
今現在浪人している人は自分はどうだろうか。。。?と考えてみてください。
浪人して失敗する特徴と原因ってホントに実は単純明快なんです。( ゚Д゚)
高3で大学受験に失敗したときと同じような勉強をしているから同じような結果になるって話。
そうなんです。
そもそも浪人するという選択肢を選んだ時点で、高校の生活とは同じではなくなるはず。
予備校に通おうが、宅浪にしようがね。。
にも関わらず、落ちたときと同じ勉強をしてしまうとはどういうことなのか?
浪人して予備校に通ったけど失敗する人のパターン
浪人して予備校に通うとなった場合の失敗パターンを具体的にお話していきましょう。
予備校に通っても失敗する人の特徴と原因は先ほどの通りです。
落ちた(失敗した)ときと同じ勉強をしている人。
予備校に通っているのに、高校のときと同じ勉強になってしまうってどういうことなのか。
予備校での生活の流れは、実は高校とさほど変わりません。(;^_^A
授業→自習が基本です。
高校との違いがあるとしたら、以下の2点。
- 授業が分かりやすい先生が多い
- 自習室の環境が整っている
つまり、授業の質が上がり、自分で勉強する環境がより整えられているということ。
ただし、、、それだけの話。
予備校に通っただけではあなたの勉強の内容には特に変化が起きないのです
授業を聞く(より分かりやすい)→自習する(より集中しやすい)。
予備校というのは、高校の環境を少し強化しただけなんです。
受け身で予備校にただ通うだけでは、根本的にあなたの勉強はなにも変わらない。
落ちた(失敗した)ときと同じ勉強をより強化してしまっていると言っても過言ではありません。( ゚Д゚)
一度大学受験に落ちた(失敗した)原因は、あなたの中にあります。
だから、予備校に通って授業が分かりやすくなったとしても自習環境が整っていてももう一度落ちるのです。
落ちた原因を自身で見つめることなくスルーしてしまうと、高校から予備校に環境を変えれど必ず前と同じ勉強をするのが人間です。(;^_^A
まとめると。。。
予備校に通うことで、環境が変わったと思い込む。
自身が落ちた原因を見つめることなく黙々と勉強をすると。。。
結局落ちた(失敗した)ときと同じ勉強を繰り返す。
だから、浪人して予備校に通ったとしてももう一度失敗する。
浪人して予備校に通わずに失敗する人のパターン
さて、今度は同じ浪人でも予備校に通わずに失敗する人のパターンです。
予備校に通わずに浪人する=宅浪ってやつですね。
宅浪でも基本的には、失敗する人の特徴と原因は同じ。
何度も言います。
落ちた(失敗した)ときと同じ勉強をしている人です。
宅浪の場合は、予備校のように学校を強化した環境というわけではありませんよね。
ですからある意味、予備校に通うよりも高校のときとは環境の変化は大きいと言えます。
にも関わらず、予備校に通うよりも高い確率で失敗すると言われているのが宅浪です。
宅浪して浪人する場合は、予備校で浪人する場合と比べてさらに失敗率は上がると言われています。
宅浪で浪人する人の80%以上は失敗するということになりますね。
ここから分かることは、環境を変えただけでは出てくる結果は同じということ。
つまり、大学受験は環境を変えるだけでは結果が変わらないということになります。
結局、宅浪しようが予備校に通おうが大学受験にもう一度失敗する人の特徴と原因は共通しています。
自分が落ちた(失敗した)原因を自分の中に見出そうとしていない。
だから、同じ勉強を繰り返してしまう。
正直言って、宅浪を選択した人の方が自分が落ちた(失敗した)原因を追究する時間はあるはずです。
予備校のように毎日授業に追われるわけではありませんからね。
浪人して成功する人の特徴とその秘訣とは?
さて、今度は浪人して成功する人の特徴とその秘訣についてお話していきましょう。
さきほど失敗する人の特徴と原因でお話したときに、勘の鋭い人はもうお分かりですね。(^^)/
そう、浪人して成功する人の特徴は。。。
落ちた(失敗した)ときと同じ勉強をしない人です。
そして、そのための秘訣が。。。
落ちた(失敗した)原因を自分の中に見出し、解決策を講じることです。
大学受験に失敗した原因を周りの環境のせいにしてはいけません。
先生の説明が分かりにくかったとか、集中して勉強ができる環境がなかったとかね。(;^_^A
もしそういったことが原因であるのならば、浪人して予備校に通った人はもっと成功する人が多いはずです。
浪人して予備校に通ってもなぜ成功率20%失敗率80%になってしまうのかの謎はそこに隠れています。
失敗した原因は自分の外側にあるのではなく内側にあるのです。
その真理に悩んだ末に気付いた人・もしくは本能的に気付いた人だけが浪人して成功していくということ。
予備校に通うことも宅浪することも、浪人して成功する直接的な要因ではないわけです。
予備校に通うことも、宅浪することも大学受験に自分が失敗した理由を突き止めるためのきっかけに過ぎません。
浪人の具体的な成功例(成功談)
浪人の成功例(成功談)としてSnoopyの実話をお話していきます。
このブログの紹介欄にも書いてある通り、Snoopyは浪人して予備校に通い偏差値を45→65まで上昇させ第一志望だった理系の国公立大学に合格しました。(^^)/
つまり、浪人して予備校に通った場合の成功率20%に入った1人ということになります一応。
しかし、偏差値を上げることは簡単な道のりではありませんでした。。。( ゚Д゚)
そもそも自分が大学受験に失敗した原因を見つめるなんてことを最初はしていなかったんですよね。。(;^_^A
当時の感覚では、失敗した原因は単純に勉強不足だとフワッとした感じでしか思っていませんでした。
しかも勉強不足の理由を学校のせいにしていました。(;^_^A
学校さえなければもっと自由に自分のやりたい勉強ができたのに。。。
そんな感情でしたね。
(→まさに失敗した原因を自分の外側にしている瞬間)
だから、一年間自由に受験勉強できる時間を与えられたのならば、もっと偏差値を上げられると単純に思ったわけです。(;^_^A
しかし、偏差値は思うように上がりませんでした。
浪人するときに、両親には「浪人しても良いけど、もし一発で国公立大学に合格しなければ諦めて就職するんだよ」と言われていました。
「なにかおかしい。。。」
「なんで偏差値が上がってこないんだ。。。」
「このままじゃヤバい。。。もう一度失敗するぞ。。。」
異常な危機感を感じて焦ったSnoopyは、どうしたか?
徹底的に偏差値が上がらない理由を考えるようになりました。
(→失敗した原因が自分の外側にはないことを知るきっかけ)
毎日、毎日、予備校の授業を受けつつも「なぜ自分は偏差値が上がらないのか?」を考えていましたね。
もちろん、予備校の様々なカリスマ講師達の意見も参考にしました。
考えているうちに1つの疑問が浮かびます。
予備校にまで来てこんなに一生懸命勉強しているのに。。。
偏差値が上がらないなんて、そもそも自分に原因があるのではないだろうか?
(→失敗した原因が自分の内側にあるのかもしれないと気付く)
そうして行き着いた答えが、自分が今までやってきた勉強を一旦全て否定しよう。
流れはこうです。↓
→単純に勉強不足が原因だと思った
→だから予備校に行けば勉強量が増えて偏差値が上がると思っていた
→しかし偏差値が思うように上がらなかった
→どうしたら偏差値が上がるのかをひたすら考え続けた結果
→原因は自分の中にあるのでは?と思うように
→もしそうなら、自分の中のなにかを変えないといけない
→今までやってきた勉強を一旦全て否定しよう
そこからは、自分が今までやってきた勉強のどこがおかしかったのかをひたすら追求するようになります。
(→原因を自分の内側にあるとして、解決策を講じようとしています)
そのときにヒントになったのは、「どうして模試の問題が解けないのか?」という疑問です。
大学受験の偏差値は模試の結果で決まります。
偏差値が上がらない=模試が解けないからと思ったわけです。
今までやってきた勉強のどこかがおかしいから模試の問題が解けないはずと思考を巡り巡らせていました。
そうすると、普段受けている予備校の授業の時間や、自習している時間のときも「今やっている勉強は模試が解けることにつながるのだろうか?」と考えるようになったんです。
常に模試を意識するようになりました。
すると、じょじょに今までやっていた勉強のどこがおかしかったのかに気付き始めます。
今までやってきた勉強は、問題の解法を理解することばかりに集中していたのです。
数学の記述模試が解けないのはなぜか?とひたすら考え続けた結果。。。
最初のアプローチの段階で止まることが原因だと気付きました。
(→予備校の先生に数学の記述模試は最初の一行で解けるかどうかは9割決まると言われたのもきっかけ)
つまり、普段の勉強ではどんなアプローチで解いたらよいのかの訓練をするべきだったのです。
それなのに、1つの問題の解法を理解することばかりに脳みそを使っていたのです。( ゚Д゚)
それ以来、Snoopyの数学の勉強法はガラリと変わりました。
まず、予備校の授業の予習(問題を解く)に力を入れるように。
なぜならそれが模試を解く作業とほとんど同じだからです。
そして、講師の解説のときはなるべく最初のアプローチの思考部分だけをメモするように。
なぜなら最初のアプローチのコツが掴めれば解けるようになると思ったからです。
模範解答の数式をメモするのではなく、講師が語るなぜその考え方が出てくるのかのセリフをひたすらノートにメモするようになりました。
なぜなら自分の思考を変えるにはできる人の思考をパクらなければいけないと思ったからです。
結果、偏差値は70近くまでみるみる上昇。
数学が一番の得意科目になっていきました。(^^)/
偏差値の上げ方を知ったSnoopyは、英語でも同じような方法で取り組むように。
今までやってきた勉強は、数学と同じような感じで理解することに重きが置かれていました。
文法の仕組みはどうだとか、文構造がどうだとかね。(;^_^A
しかしこれまた英語の模試が解けないのはなぜだろう?とひたすら考えたわけです。
英語に関しては即答でした。
長文が読めないから。
そう考えるといかに今までやってきた勉強が模試のために役に立っていないのかよく分かりましたね。
長文が読めるようになるための勉強をしていなかったんです。(;^_^A
そこでどうしたら長文がスラスラ読めるようになるのだろう?と考え続けた結果。。。
予備校のとある講師の勧めもあって、赤本の長文をひたすら読みまくるということをし始めます。
しかも一日あたり2,3個。
行きの電車で1つ、帰りの電車でまた1つ、夜寝る前にまた1つ。
すると一か月くらいで100個近い長文を読むことになります。
それを半年続けると、600個近い長文を読むことになりますね。
結果、どうなったか?
日本語の文章をみるよりも英語の文章に触れている方が多くなってしまい、頭の中の言語が英語に切り替わってしまうような感覚がありました。
自分でもビックリしたのが他の科目の授業を受けているとき、ノートをメモする言葉を自然と英単語を多用するようになっていたことです。( ゚Д゚)
例えば、ココ重要!なんてときは、important!と書いていたり。(笑)
結果、英語の偏差値もみるみる上昇。
数学と同様に得意科目へと変貌をとげました。(^^)/
上記のような感じで他の科目にも取り組んでいったわけです。
高3のときに失敗した原因を自分の中に見出し、解決策を講じて実行したことで結果、別人のようになりました。( ゚Д゚)
浪人して失敗した場合の末路は?就職するのか?
さて、ここまでお話してきた内容は浪人しても失敗しないため(成功するため)のものでした。
最後のお話は、もし浪人してももう一度失敗した場合の末路についてです。(;^_^A
「浪人して失敗した場合の末路ってどうなるんですか?!」
「浪人して失敗した場合って就職できるの?」
意外とよくある質問なんです。(;^_^A
例えば、Snoopyの場合は浪人するタイミングで両親にこう言われました。
「もし浪人して国公立大学に受からなかったら、就職するんだよ。」
かなりの背水の陣ですよね。( ゚Д゚)
しかし、これには理由があります。
両親は、「浪人する」=「多額のお金を支払って予備校に通う」と思っていたからです。
つまり、二浪して予備校に通うほどのお金は家にはないよという意味でした。
例えばもしSnoopyが浪人して大学に落ちたとしても。。。
「もう一度、今度は家でお金をかけずに浪人させてくれ」と言ったら、それは許してくれたはずです。(^^)/
どんな親でも、子供が大学に行った方が将来的にはプラスなことは分かってますからね。
ただし、予備校に通って浪人するのは年間にして100万円以上のお金がかかります。
月々に換算すると10万円以上になりますね。(;^_^A
そこがネックなわけです。。。
つまり、お金をそんなにかけずに浪人するというのであれば、よっぽどの親は賛同してくれるということ。
しかし、「予備校に通わず浪人する」=「宅浪する」ということになります。
宅浪というのは、家でずっと1人で参考書と問題集だけで勉強する生活のことですね。
さすがにそれは精神力がタフな子でないとなかなか厳しい。。。
ところが。。。
今の時代だからこそできるようになった新しい宅浪の方法があります。
予備校に通うことなく、お金をそんなにかけずに、もう一度大学受験に挑戦することができる。
その方法がネット塾を活用した宅浪です。
例えば具体的な例を挙げてみましょうか。
利用するネット塾:スタディサプリ、河合塾One
利用する勉強環境:オンライン自習室、有料自習室、無料自習室
利用する学習管理ツール:スタディプラス
つまり、浪人して失敗した場合の末路を心配する必要はない時代になっているのです。(^^)/
浪人して失敗したからと言って安易に就職を選ぶ必要はないと思いますよ。
ネットさえあれば、お金をかけずにもう一度大学受験に挑戦することができる世の中になってきています。
もちろんきっちりと両親は自分で説得しないといけませんけどね。(;^_^A
もしなにか相談したいことがあれば以下からお気軽にお問合せください。(^^)/