「学びエイド」はまだそこまで多くの受験生には知られていないかもしれません。
しかし教育の世界では、十分に注目されています。
学びエイドは、スタディサプリのようなネット塾とも言えますし、独学系アプリと言ってもよいですね。
学びエイドには、スタディサプリや他の塾にはない良さが存在します。
ですので、今回学びエイドのレビューを詳しく書くことにしました。(^^)/
※他のネット塾に関してはこちらの記事にまとめてありますので興味のある方はご覧ください。↓
そもそも学びエイドってどんなの?
評判や評価はどうなのか?
料金はかかるのか?無料なのか?
学習塾と併用して使えるのか?
テキストってあるの?
等々、学びエイドに関する情報を全てこの記事にまとめましたので、目次の好きなところからご覧ください。
目次
学びエイドとは?(基本情報)
形態 | ネット塾、独学系アプリ | ||
---|---|---|---|
対象 | 高校1~3年生、浪人生 | ||
科目 | 英語、数学、国語、物理、化学、生物、地学、日本史、世界史、政治経済、倫理、地理、現代社会 | ||
費用 | 通常会員:無料 プレミアム会員:月額1,650円(税込)~ |
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特徴 | 全国から集結した有名講師(鉄人講師)による1コマ5分の映像授業 | ||
運営会社 | 株式会社学びエイド | ||
公式HP | 学びエイド公式サイト | ||
公式Twitter | 学びエイド | ||
公式YouTubeチャンネル | 学びエイド |
以下が学びエイドの紹介動画です。ショートとロングバージョンと2種類あります。↓
<学びエイド紹介動画ショートバージョン>
<学びエイド紹介動画ロングバージョン>
学びエイドの評判・評価① なぜ1コマ5分の映像授業?
学びエイドの評判・評価を語る上で欠かせないのは、「なぜ1コマ5分という短い時間の映像授業なのか?」という点。
以下のリンクから各科目のサンプル授業動画を見ることができます。
普通の映像授業って1コマあたりの時間がもっと長いです。( ゚Д゚)
1コマ5分なんて短い時間でやっているのは現状学びエイドくらいではないでしょうか。
しかし、学びエイドが1コマ5分にこだわるには明確な理由があります。
大手の映像授業の欠点を解消
Snoopyの考える大手の映像授業(河合塾、東進ハイスクール、駿台等々)の欠点は以下の3つです。
- 料金(費用)が高過ぎる
- 1コマあたりの時間が長くて生徒がだれる
- 問題演習に重きが置かれていない
料金(費用)が高過ぎるのは言うまでもありません。( ゚Д゚)
こちらの記事でも解説していますが、今の時代はそんなに多額のお金をかけなくても質の高い授業を受けることは可能になってきています。
料金が高過ぎるという従来の映像授業の欠点は、Snoopyのご紹介しているネット塾はほぼほぼ解消しています。
しかし学びエイドが凄いのは、「安い!!」とかではありません。(笑)
ネット塾はもはや「安い!!」なんてのは当たり前。
安い+どんな価値があるの?というステージにまできています。
学びエイドの価値は、2つ目の欠点(1コマあたりの時間が長くて生徒がだれる)という部分を解消すべく作られているところにあるのです。
1コマあたりの時間が長くて生徒がだれるというのは、生徒目線に立たないと意外に気付かない映像授業の欠点だとSnoopyは考えています。
先日、Snoopyの塾の塾生でスタディサプリを使っている生徒が言ってたんですよね。。。
塾生(高2):「先生、模試の過去問をやって昔の単元で忘れているところを見つけた場合、教科書から見直したりした方が良いですか?」
Snoopy:「ん~教科書を見ても良いけど、せっかくスタディサプリ使っているのやから、スタディサプリで該当する単元の授業を見た方が効率良いんじゃない?」
塾生(高2):「あ~、、、でもスタディサプリの動画ちょっと長くて見るのが面倒で。。。」
Snoopyは衝撃でしたね。( ゚Д゚)
見るのが面倒?!教科書の方が見るの面倒やろ!!と思わず突っ込んでしまいました。(笑)
スタディサプリの動画は1コマ20分前後のものが多いので、大手の映像授業よりか短い部類に属します。
それですら、長くて面倒と言うのです。。。(;^_^A
学びエイドはそういった子供達の本音をしっかりと汲み取って作られています。
知りたいことを検索したら、ピンポイントで1コマ5分の映像授業で知ることができる。
それが学びエイドの最大の特徴であり、メリットと言えるでしょう。(^^)/
学びエイドの評判・評価② まるで音声付き参考書?!
学びエイドは、ネット塾というよりも学習ツールの1つといった方が近いのかもしれません。
例えるならば、音声付きの参考書みたいなもん。( ゚Д゚)
従来の映像授業は、講師が黒板で板書をしながら授業をするという構図です。
つまり、リアルでの予備校の授業を地方の子にも見てもらうといった目的で作られたのが、従来の映像授業なんですよね。
学びエイドの映像授業は、従来の講師が黒板で板書をするカタチとはまったく異なります。( ゚Д゚)
先生は画面上には一切出てきません。(笑)
音声のみです。
それぞれの先生は各自オリジナルの映像を用意してきます。
ですので、同じ科目でも先生それぞれによってまったくテイストの異なる授業が展開されるわけです。( ゚Д゚)
スマートフォンに最適化されている
例えば、普通の映像授業は講師が黒板で板書をしながら授業をするので、スマホで見ると文字が小さいという問題があります。(^_-)-☆
学びエイドは、高校生がスマホで映像授業を見ることを前提で作られています。
だから、先生が画面上に出てこないって話。
スマホでスクリーンショットで画像として撮っておいて、後で復習するなんてことも想定しているわけです。
例えば、こんな感じでスクショして画像フォルダに保存しておいて、定期テストのときに復習したりすることに役立ちそうですね。↓
本当にとことん生徒目線で作られているなと感心します。( ゚Д゚)
検索機能が革命的!!
学びエイドが他と圧倒的に違うポイントは検索機能ついているという点。
これは、Snoopy的にはめちゃくちゃ便利です。( ゚Д゚)
従来の映像授業であれば、ピンポイントで知りたいことを知れるというよりも、一からその単元の授業をしてくれるといった感じでした。
しかし学びエイドは知りたいと思ったことをキーワードにして検索をかけると。。。
例えば、こんなキーワード。
「数学 二次関数 最大値」
「関係代名詞 which」
「物理 等速直線運動」
などと入力すれば、自分が知りたいキーワードに関連した講座をピンポイントで見ることができるのです。
しかも1コマ5分!!
つまり、自分が知りたいと思ったことを検索をかけたら、わずか5分たらずで知ることができる。
音声付き参考書に電子辞書の機能が備わっているようなイメージです。( ゚Д゚)
学びエイドの評判・評価③ 鉄人講師とは?
学びエイドの評判・評価を語る上でもう一つ欠かせないのが「鉄人講師」の存在。
鉄人講師って何だよ?!(笑)って思う方もいるでしょうが、本当に凄い人達が集まっています。
科目別の鉄人講師達の一部がこちらです。↓
<英語の鉄人講師>
※出典:学びエイド公式サイト
<数学の鉄人講師>
※出典:学びエイド公式サイト
<国語の鉄人講師>
※出典:学びエイド公式サイト
<社会の鉄人講師>
※出典:学びエイド公式サイト
<理科の鉄人講師>
※出典:学びエイド公式サイト
受講するという欄をクリックすると。
こんな感じで、それぞれの鉄人講師の紹介動画やどんな授業があるのかが分かります。
例えば、英語の一番最初に紹介されている「山下りょうとく先生」。↓↓
※出典:学びエイド公式サイト
上記に挙げさせてもらった方々は、学びエイドの鉄人講師達の一部です。
他にもどんな人がいるのか見たいって人は、下記リンクから全員の鉄人講師を見ることができます。
ご覧の通り、学びエイドの鉄人講師達は〇〇予備校の先生限定とかではありません。( ゚Д゚)
無制限です。(笑)
誰もが知ってる有名講師もいれば、誰だこの人?と思うような人もいます。
なぜ、こんなに教育業界の垣根を越えて全国から集まっているのか不思議に思いませんか?
鉄人講師はコマ給をもらっていない?!
学びエイドの鉄人講師達は授業に対するコマ給与をもらっていないという衝撃の事実があります。( ゚Д゚)
以下は、学びエイドの代表取締役社長の廣政 愁一のコメントです。
講師は無報酬、高い参入障壁に
学びエイドには現在103人の講師が登録しているが、驚くべきは、講師には講義報酬を支払っていないことだ。5分の講座を作成するのにかかる時間は平均1時間10分。講師たちはオリジナルの問題を考え、パワーポイントなどを使って編集し、音声も自らで録音する。これほどの労力がかかるのに、講師はなぜ無報酬を受け入れているのだろうか。「サービス立ち上げ時に集まってもらった30人の講師がカギでした。僕が『この人の実力は本物だ』と思うトップクラスの予備校講師に声をかけたのです。当然、彼らは忙しいし給料も高い。それでも教育の機会均等という僕たちの理念に共鳴し、声をかけた31人のうち30人が無料でもやると肌を脱いでくれました」
それでは残りの73人は何にメリットを感じたのか。「理念への共鳴ももちろんあるでしょうが、『30人の超一流講師陣のコミュニティに参加できる』ことが大きいでしょう。ホテル予約サイトで言えば、一休.comのようなイメージです。そこに掲載されていれば一流、安心だと誰もが思いますよね」
コミュニティに参加して高まった自分の価値を、何に活用するかは人それぞれだ。自作の問題集や参考書のマーケティングに利用する人もいれば、学びエイドを契機にTV局や出版社から監修を頼まれたり、大手予備校やライバルの映像授業会社からヘッドハンティングを受ける人も多いそうだ。学びエイドへの講師登録は狭き門であり、2割程度しか審査に通らないという。
これまでに作成された講座は約2万2,000。この莫大な数量が高い参入障壁となっており、「音声付き参考書というセグメントは大手でも新規参入は難しい」と廣政氏は断言する。「まず5分に合わせたオリジナルの最強のテキストを作れる講師が極めて限られていますし、講座作成の手間と時間も大きい。他社が学びエイドのような無報酬モデルを真似ることは絶対に不可能で、しかも、莫大な初期コストと時間がかかります。そこまで思い切った投資をできる企業はないでしょう。人脈・時間・資金のうち、大手でも資金しか解決できません」
つまり、学びエイドの鉄人講師達は自身のプライドにかけて、自分の価値を授業で証明するような感覚でやっているということです。( ゚Д゚)
様々な教育関係者が学びエイドに注目しています。
無報酬でやっている授業だからこそ、その授業の価値が最大限に高まります。
なぜなら報酬をもらってやる授業では、運営側の様々な縛りがあるからです。(;^_^A
例えば、時間はこれくらいにしてくださいとか、このレベルの内容に押さえてくださいとか。。。
そういった縛りから解放された状態で自由にやれる学びエイドでの授業は、講師の本質そのものが出てくると言えるでしょうね。(^^)/
手抜きするなんてあり得ないことが分かるでしょうか。(笑)
それどころか、カリスマ講師としてのプライドをかけて全身全霊の価値を授業にぶち込むでしょうね。( ゚Д゚)
学びエイドで授業をしていること=最高級レベルの講師の証。
そのような自負のもと、行われる学びエイドでの授業は、最高品質と言えるでしょう。(^^)/
学びエイドの評判・評価④ 自分に合った講義が見つかる
学びエイドでは、自分に合った講義が見つかるという点も評判・評価ポイントの1つですね。(^^)/
学びエイドでは、先にご紹介したように100人以上の鉄人講師がいます。
同じ科目でもいろんな講師の授業があるわけです。
通常の予備校や塾であれば、講師ごとに役割分担がされているのが普通。
ハイレベルクラスの数学は〇〇先生で、普通クラスの数学は○○先生で、といったようにね。
ところが、学びエイドでは良い意味で内容が重複する授業がたくさん存在する。(笑)
同じ英文法の授業でも、〇〇先生ver、△△先生ver、□□先生ver、といった具合に選べるわけです。( ゚Д゚)
よく学校でもありませんか?
「〇〇先生の授業はホント意味が分からん!」
「△△先生とは相性が合わん!」
等々、Snoopyも生徒がそのように言っているのをよく聞きます。(笑)
自分に合った先生を選べる環境って、ありそうでなかなかないんですよね。(;^_^A
例えばスタディサプリなんかは、科目やレベルごとに担当の先生は決まっています。(^_-)-☆
自分に合っていれば構わないのですが。。。
なんとなくこの人の教え方は合わないな~。。。ってのが人によって様々ありますからね。
学びエイドであれば、各科目ごとに自分に合った最高の先生を見つけられるでしょう。(^^)/
学びエイド(アプリ)は無料でも使える?有料しかない?
学びエイドは携帯のアプリとしてダウンロードできます。
ダウンロードする時点では無料になりますが、どこまでが無料でどこからが有料なのかが気になりますよね。
ここでは、無料・有料のラインを明確にしていきましょう。
まず下記の画像をご覧ください。学びエイドの公式サイトに載っている会員の種類に関する表です。
※出典:学びエイド公式サイト
一般会員(無料会員)とプレミアム会員(有料会員)の2種類がありますね。
無料会員の場合は、1日3コマまでの映像授業なら見れると分かります。
有料会員になると、以下のようにやれることが増えるという感じ。
- 視聴コマ数無制限で映像授業を見放題
- 倍速再生が可能に
- 教材テキストをダウンロードできる
ん~、無料会員ではなく有料会員になることが前提の設定のような感じもしますよね。(;^_^A
しかし有料会員と聞くと、その料金が気になります。(;^_^A
これで有料会員は月額3万とか言われたら、塾と変わらんやんけ?!ってなりますが。。。
有料会員の料金は、なんと月額1,650円(税込)です!!( ゚Д゚)
支払い方法は、以下のようにクレジットカード・銀行振込・コンビニ決済に対応。
出典:学びエイド公式サイト
ちょっと安すぎやしませんか。。。(笑)
スタディサプリのベーシックコースと同じ金額です。( ゚Д゚)
恐らく、スタディサプリを意識しての料金設定でしょう。(笑)
学びエイドのテキストについて
学びエイドだけではなく、スタディサプリに代表されるようなネット塾においては「テキスト」はどうなるのかという点が気になるところですよね。(^_-)-☆
学びエイドのテキストに関してご説明していきます。
上でご紹介した有料会員(月額1,650円(税込))であれば、テキストのダウンロードも可能になるようです。
ただし、どの鉄人講師も自分の著書に対応したカタチで授業をする人が多いようなので、その講師の著書をテキストとして使えると言えますね。(^^)/
学びエイドは塾と併用できるのか?
さて、学びエイドのことがいろいろ分かってきたと思います。(^^)/
学びエイドと学習塾との併用という観点でもお話していきましょう。
結論から言うと、塾との併用は可能です。
併用するというよりも、塾や学校での生活を助けてくれるツールという認識の方が良いでしょう。
学びエイドは、Snoopyが当ブログでおすすめしているネット塾「スタディサプリ」や「ディアロオンライン」と少し異なります。
映像授業以外のフォロー面がほとんどないに等しい点です。
そういう意味では、学びエイドはネット塾というよりも学習ツールと捉えた方が良いかもしれません。
もちろん、今後そういった機能も備えてくれる可能性もありますが。。。
ゆえにですが、現状では学習塾との併用はむしろしやすいのではないかと考えられます。
学びエイドってどんな学習ツール?と問われたら、「電子辞書のような音声付き参考書」なんです。(笑)
つまり、普段の学校生活や学習塾の中で分からないことや知りたいことがあったときにいつでも使える。
そんな使い方が現状ではベストでしょう。(^^)/
学びエイドはおすすめできるのか?
最後にまとめとして、学びエイドがおすすめできるのかどうかについてお話していきます。
言うまでもなく、おすすめできます。(笑)
そもそもSnoopyは、自身で確認して間違いなくおすすめできると判断したネット塾やアプリ系のものしかレビュー記事は書いていません。
ただし、受験勉強を戦うにあたって「学びエイド」単体だけで勝負するのは難しいですよ。(;^_^A
このブログでは何度も言っていますが、受験勉強において重要なことは問題演習をいかにして計画・実行していけるかにつきます。
そのへんに関しては、こちらの記事で詳しく語っています。↓
学びエイドを利用することで、達成されるのはそういうことではないですからね。(;^_^A
学びエイドを使う目的としては、以下のようになりますね。
- 高3であれば、欠けている知識をピンポイントで補う
- 高1高2であれば、学校や塾の授業で分からなかったところをピンポイントで補う
学びエイドは、あくまで受験勉強で戦うための1つのツールという認識の方が良いでしょう。
ただし、最強に使えるツールの1つだと言えます。(^^)/
なお、受験に使える最強ツールとして他にもSnoopyがおすすめしているのは、スタディプラス(study plus)。
こちらの記事でご紹介していますので、ご覧ください。↓
また他のネット塾に関しては以下の記事にまとめてありますので興味のある方はご覧ください。↓